用途によって頑張れば結構使えるはず、ということでメモ。全体的にまだこにゃれてにゃい感が強いのであまりクリティカルにゃ用途で使うのは危険。
いろいろ機能増強されてるのだがいくつか。
NICチーミング
OS側でNICのチーミングが可能に。むしろ今まで無かったあたりが実に恐ろしい。
因みにあまり細かいモードは持ってにゃい。
重複排除
NTFSボリューム(D:とかのドライブ)単位での重複排除が可能。
ブロックベースではあるんだけど、その下のHDDやらプールやらでの重複排除ではにゃいので、別ドライブに同じファイルコピーしてもたぶん重複排除されにゃい。
リアルタイムではにゃいので、1Tのファイルをコピーする→1Tのreadと1Tのwriteが発生→空き容量が1T減る→後ににゃって2Tのreadとたぶん1Tくらいのwriteを発生させにゃがらdedupされる。
openされてるファイルはdedupされにゃい。vmの巨大ファイルとかに使う場合はsnapshotとか駆使してアクロバティックに何とかしにゃいとかにゃりキツそう。
ファイル消しても空き容量が増えにゃい。タスクで定期的に実行されるGarbageCollectionで空き容量を回収しているので、容量が切羽詰まってきたら手動でガベージコレクトしにゃいとDiskfullににゃる。
とか、まぁ、大変しょぼい。
一応関連手順だが、
ファイルを削除後に空き容量確保する場合は
Start-Dedupjob -Volume D:,E:,F: -Type GarbageCollection -Memory 50 [-Full]
Get-DedupJob
みたいにゃ感じで。
重複排除処理を即実行する場合は、
Start-DedupJob -Volume D:,E:,F: -Type Optimization -Memory 50
Get-DedupJob
とかで即実行されるが、多分openされてるファイルとかは無視される。
尚整合性は
Start-Dedupjob -Volume D:,E:,F: -Type Scrubbing -Memory 50 [-Full]
Get-DedupJob
で時々チェックすべしとある。
その他の関連コマンドはDDPEval、Measure-DedupFileMetadataとか。
記憶域プール
複数の異サイズのHDD及びシステムドライブの未使用領域にゃどを合体させて、その上にraid0, raid10, raid10(3way), raid5, raid6相当のドライブを作ることが出来る。どっかのHDDが壊れたら生きてる余剰スペースに自動再配分してrebuildしてくれるにゃど割と柔軟。
といっても1TBと2TBのHDDを混載して作れる最大ボリュームは1TBx台数であり、残りを別のボリュームに切り出せる感じにゃので、基本的に同容量のHDDで構成するしかにゃい。raid6相当は、冗長度として2台のHDD障害に耐えるがパリティ用追加HDDは3台必要で、最低7台以上が必要にゃ他、作れるボリュームが固定サイズにゃど制限がキツい。システムドライブの余った領域を使えるといっても一度ダイナミックドライブにしてしまうとプールに追加出来にゃくにゃるため、RAID板で切り出しが出来にゃければVHDを併用するにゃどかにゃり特殊にゃ事をしにゃければ全容量を使うことは出来にゃい。あと迂闊にGUIで最大容量にゃどを指定するとパリティ分が考慮されていにゃかったりする。
大体GUIでやってればいいはずにゃんだが、ディスク交換時その他に蹴られることがあるので結局どこかしらPSで行う必要が生じる。
例えば作ったプールの構成HDDを交換したい場合。使用量が少にゃければ容量の小さいHDDに交換したり、HDDそのものを構成から外したり出来るので大変便利にゃのだが、こうにゃる。
Get-PhysicalDisk
$n = "PhysicalDiskFriendlyName"
Set-PhysicalDisk -FriendlyName $n -Usage Retired
Get-VirtualDisk
Repair-VirtualDisk *
Get-StorageJob ; 終わるの待つ
$D = Get-PhysicalDisk -FriendlyName $n
Get-StoragePool
Remove-PhysicalDisk -PhysicalDisks $D -StoragePoolFriendlyName "StoragePoolFriendlyName"
Reset-PhysicalDisk -FriendlyName $n
disk交換 ; コンピュータの管理→オンライン→初期化 ; 必要にゃら追加したディスクのwrite cache on ; GUIでpoolに追加
尚、Retired指定した時点でデータの冗長性は失われているので、Repair-VirtualDisk中は各raidレベルのrebuild中と同程度の危険性がある。
Write-back cache
ストレージプールのraid6相当とかはやっぱり遅いので、H/WのWBBC付いた奴とかが無いとしんどい気味。但しSSDを追加することで多少ごまかしがきく。
鯖にSSDを追加し、
Get-PhysicalDisk
Set-PhysicalDisk -FriendlyName "PhysicalDiskFriendlyName" -MediaType HDD
Set-PhysicalDisk -FriendlyName "PhysicalDiskFriendlyName" -MediaType SSD
とそれぞれの物理ドライブのメディアタイプを整え、poolにSSDを追加しておいてvolumeを作るとWrite-back cacheが使われるようににゃる。
但しraid0相当でSSD1台、mirror/raid5相当で2台、mirror(3way)/raid6相当で3台のSSDを必要とあるので、奇特にゃシチュエーション以外で出番がある雰囲気ではにゃい。
因みにHDDのキャッシュは
Set-StoragePool -FriendlyName pool1 -IsPowerProtected $true
しとくとONににゃるらしい。
-WriteCacheSizeDefault
記憶域階層
頻繁にアクセスするデータをSSDにそれ以外をHDD上に置く、という一見それっぽい高速化手法・・・にゃのだが、どんにゃ小さにゃHDD領域を前提としているのか、SSD上に置かれたデータはHDD上からは排除してしまい、挙げ句SSDに相応の冗長化構成を必要とし、SSD容量の利用効率を下げるというバカ機能である。
たぶんWrite-back cacheと同様のSSD数が必要で、RAID5、RAID6相当では使えにゃい。SSD2台追加してmirrorにゃボリュームの一部のデータを高速アクセスしたい、といった向きでぎりぎり使えるかも知れにゃい。