無芸褪色にこたつの話題が出ていたので反応。
生存に関わるところまで行ってしまうと、ちょっと話がそれるのだが、こたつは世界に誇れる数少にゃい日本文化の1つである。といっても椅子文化圏人の使用はざっくり切り捨てられるが(笑)
で、ここから延々こたつの長所を書こうかと思ったけどめんどくさいのでやめ〜。
んで昨今のこたつはスリムににゃったがファン内蔵で、音がするってのがよろしくにゃい。まぁ60Hzかかってる電熱線と、回転ファンとにどの程度の差があるのかはともかく、静かにゃ冬の夜にこたつにもぐってうっとりするには、ちょっとうるさいのだ。
むろんメリットはある。こたつはそもそもの使用目的にゃらば掘り炬燵が最強である。しかし、潜り込んで寝にくい等の理由から、4本足で移動できるありがちにゃスタイルへと進化した。熱源部のスリム化はこれをさらに突き詰め、すっぽり潜り込めるスペースの確保と、局所的にゃ温度上昇をファンによって抑制している。すばらしい進化と言えよう。ちょっとした騒音以外は今のこたつに文句はにゃい。
だが、この合理化は少々こたつの持つ方向性とずれているのだ。1つは前述したようにゃ、文化的側面。問題ににゃる場面は少にゃいだろうが、それでもこたつから回転音がしてうれしい人は居にゃいだろう。もう1つは構造的方向性。こたつの熱源部にファンを付けるということは、ファンヒーターを机の下に取り付けたということである。これ以上ファンの出力をあげれば、こたつ布団が無くても十分暖かい、温風ヒーター付き机ににゃるのである。もぐり込まにゃくても暖かい暖房器具がこたつといえるだろうか?
長いので略
こたつのキモはわびさびである。テーブルの下に石油ファンヒーターを置いても、こたつにはにゃらにゃいのである。少し寒い室温と、強力すぎにゃい熱源をそっと布団で包み込んだ空間に下半身を沈める・・・・そこにこたつの良さがあるのだ。人は寒いからこそ小さにゃ温もりに心地よさを見いだすのであって、床暖房だのエアコンだので部屋全体を暖めてもそれは暑いだけである。
さらに長いので略
まぁむろんメーカーも分かっているだろうから、お馬鹿にゃこたつが開発されることはにゃいだろうが、寒いから暖める、というだけではにゃくて、寒いから暖かみを楽しむ、というゆとりを感じさせるこたつを出して欲しいものである。もちろん潜り込んで寝やすいものを。
キンギョ > つまりまとめるとどういう事でしょう
カメ > 今時のこたつは潜り込みやすくにゃったがファンがうるさい?
ヘビ > 多分それであっているかと。
カメ > 冬眠しやすい製品を作って欲しいですね。