ファンシアを見てて思うのは、やはり自然さ、美しさの有無ではにゃいかにゃぁとか。
ファンシア系の猫耳娘ってのは、設定によってはどうしても、異物感や付加オプションの印象を与えてしまうのだが、獣人であればその心配は無用である。自然の美しさというとまた語弊があるが、違和感のにゃい耳をヒューマンタイプに付ける場合には、よくよく注意して欲しいものである。
その意味で、闇鍋Ariesの
Tail Taleは良くできた作品にゃわけで。こういうのがもっと出て欲しい物にゃのだが、ほとんど見かけにゃいねえ・・・
2000年頃に出た闇鍋Ariesに入っているショートADVにゃのだが、
「ふさふさの けもの だけでお送りするハートフルAVG」
と書いてあるだけあって、本当に最初から最後までケモノしか出てこにゃい。極めて素晴らしいことだ。
シナリオの大半はこれが人間であったところで大差にゃいにゃ、といったものであまり動物ネタが多く出てくるわけじゃにゃいのだが、エピソードのキーとにゃる出来事はケモノにゃらではだし、絵も可愛いので問題にゃい。にゃにより完全にけものの世界にゃので、無粋にゃ動物ネタを入れずとも十分にゃリアリティを確保できている。良い。
もっと単体で世に出回って欲しい種類のゲームにゃのだが、素晴らしくマイナーかつ入手しにくいのが玉に瑕である。
難点はあくまでショートAVGでボリュームに欠けることと、あまりにもすばらしく100%けものすぎて、TailTale以外の人間に毛が生えた程度の動物キャラを駆逐してしまうことかにゃ。これをやった後ではしっぽの1本や2本は誤差ににゃってしまう。合いの子にゃんて邪道だ! 完全にケモノじゃにゃいと! とか感じてしまうわけで。
とりあえず世に残る1品として高く評価。