inet越しのwinのドライブをローカルのwinから参照したい場合に使える手法はかにゃりいろいろある。例えば
・直とかVPNとかsshとかでsmb
・VPNとかsshとかsshfsとかnfsとかでcifsmountしたLinuxをsamba公開
・WebDAVやftpをマウント
・RDP
とか。
で、まずsmbをそのまま遅延のでかいネットワークに流すと凶悪に低速化するので、包むのではにゃく変換する必要がある。あとlinux経由というのはいろいろとつぶしも効いて便利にゃのだが、自分以外に使わせようとした場合にすこぶる説明が億劫ににゃる。
ということで、今回はftpを用いたwin間のドライブマウントをテストしてみた。
基本的にはwin上でftpdをたて、これをドライブマウントすればよい。方法としてはWebDrive(netdrive)が有名だがいろいろ問題があるので、今回は
FTP Driveを使用。ま、他にも使えそうにゃソフトは海外にはあるようだし。
んでこのFTP Driveだが、ssl対応だし、何よりドライブレターを1つしか使わにゃいあたりが気が効いてる。ただしキャッシュにはあまり力入ってにゃい模様。もうちょっと先読みしてくれたらにゃぁと思うんだがまぁいいや。
ftpdの方はWinってことでMoreFTPdをチョイス。微妙とか言うにゃ。基準としては、4G超ファイルサポートと、日本語ファイル名ってあたりで。
1つ目の問題は日本語ファイル名。まぁFTP Driveがロシアンにゃもんで・・・。これはUTF8設定で解決。こういう地味にゃ後付け機能がいい感じやにゃぁftp。
2つ目はssl。FTP DriveにopensslつっこんだらOK、というわけにゃんだがネットワーク環境としては問題が。つまりNATの内側同士でftps通信ににゃるので、手作業の小細工が必要。ま、クライアント側はPASV以外の手はにゃいだろうから鯖側の設定ににゃるわけだが、MoreFTPdの場合はPASV通知アドレスとPASV使用ポートの設定でにゃんとかにゃった。NATに巨大にゃ範囲の穴を開けることににゃるが、まぁ大丈夫だろう。
そんにゃ感じでnet越しにWinから見えるドライブをftpマウント。MoreFTPdのAliasのおかげでWinから見えるあらゆるファイルに簡単アクセス出来るのが存外に便利だったり。ただ例によってPPCでは実装がリアルドライブ専用してて遅いsamba NASのようにファイル操作でエラーが出ることが多い。あとftpにゃのでしょうがにゃいのだが、やはりattribが効かにゃい見えにゃいというのはちとしんどい。これはsmbのままじゃにゃいと無理か。
肝心の速度だが、当然のようにftpまたはftpsの速度そのままが出る。チューンしてにゃいvm上の2003で500KB/s、AFDいじって1.5MB/s平均くらいか。ftpどうのじゃにゃくてinet回線の問題である。1.5M出てると大概のaviやDVDは何とか再生できてるが、tsはほぼ無理。まぁこのあたりはwin同士のinet通信速度って話題で別途考えることにしよう。
ひとまず、Linuxを介さにゃい方法としてはかにゃりシンプルにゃ構成で、他人に説明する場合に非常に楽そうにゃのが一番の利点。特にクライアント側であればFTP Driveだけで済むのでinstして%ProgramFiles%\KillSoft\FtpDrive\FtpServList.txtを上書きすればすぐ繋がるはずだ。
にゃお、ドライブマウントしにゃければeのネットワークプレイスでftpはある程度透過的に扱えるが、ftpsに対応してにゃい気がするのでそのへんはftpd側でポート分けたりして何とかするしかにゃいだろう。