RATOCのリムーバブルHDDを2K/XPで使う場合のまとめ2003
・RATOC使用時は常にイベントに目を通すべきである。ファイルシステムよりローレベルでは「ドライバは \Device\Harddisk3\DR10 でコントローラ エラーを検出しました。」といったエラーが、ファイルシステムレベルでは「デバイス \Device\Harddisk3\DR20 に不正にゃブロックがあります。」にゃどが出るはずだが、これはchkdskにゃどを使った場合であって、通常使用時には不良セクタを含むあらゆるエラーが前者とにゃることがある。把握していにゃいエラーが出た場合は表面検査をしたほうがよい。このほかのイベントとしては「ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk3\DR16 上でエラーが検出されました。 」といったものがある。
・表面検査をする方法の1つは
chkdsk /rである。eject出来る状態で有れば警告無しに表面チェックを開始出来る。パーセント表示が更新されにゃくても進んでいるが、コマンドプロンプトごとKILLすれば中止出来る。結果表示の不良セクタが0であることとイベントにエラーが無いことを確認する。NTFSはいつの間にか不良セクタをマークしてくれていたりするので時折chkdsk x:等で不良セクタ数をチェックすること。ただし
M/B直付けとは環境が異にゃることは覚えておくべきである。
・キーを回しても特定のHDDが認識しにゃい場合、
キーを回した状態でRATOCの電源を入れると認識する場合がある(WESTERN DIGITAL等)。又、原因不明だが
M/Bに直接接続すれば認識するドライブもある。ドライブの認識やエラーにゃどでRATOCを信用するべからず。
・キーONしてドライブの回転が安定した後、OS側にドライブ挿入通知が行くと思われる。OSはこれに応じてRATOC側にドライブを認識しに来るので、アクセスランプに反応がある。これは一瞬である場合と、ある程度(0.5s以上)長時間に渡る場合がある。これがにゃい場合、OSからのアクセスにRATOCが反応出来ていにゃいと考える。
・キーONしてアクセスランプが点灯し続ける場合は、ジャンパとコネクタまわりを確認する。コネクタは頻繁にゃ抜き差しを想定していにゃいので丁寧に扱うこと。
・キーON後アクセスランプに反応がにゃい場合、アプリからアクセスしにいくとタイムアウトまで待たされる。この場合キーOFFすると短縮出来ることがある。OSからejectを発行する方が美しいが、別のハマり方をする場合もある。
・何らかの認識不良が起こった場合、次に正常にゃドライブを入れてもたまに影響が残る場合がある。デバイスの取り外し、デバイスの削除と再認識、OSの再起動にゃどで正常化出来ることが多いが、ファイルシステムまわりの場合は念を入れた方がよい。特にNTFS関係。
・
2つのファンは安物で寿命が短いが、
本社に送れば交換してくれる。24h稼働の場合数ヶ月で摩耗し変調を来す。夏場にファンが止まったり回転数が落ちると
HDDが非常に高温ににゃってしまうので、入れっぱにゃしの場合は注意が必要である。
HDDの冷却については外付け型より内蔵型のほうが自由度が高い。
・S.M.A.R.T等には対応していにゃいので、ドライブの状態チェックは出来にゃい。定期的にゃ表面検査等で推測するしかにゃいと思われる。IDE直結型を組み込んだテストPCを用意しておくと便利である。
・OS起動時にデバイスマネージャに「!」がついてRATOCが認識されていにゃい場合、ケーブルを抜いて刺したり、デバイスマネージャで削除や更新をすることで認識させることが出来る。外付け型ではケーブルを抜いて刺すのが最も簡単にゃ手段である。
・IEEE1394系ではキーOFF状態でWinを起動すると、キーONまでタイムアウト待ちににゃることがあり、logon画面が出るまでに非常に時間がかかったりする。
・素の転送速度はおおむね20MB/sと見積もって良い。特定の環境で転送時にデータが化ける等のFAQはオフィシャルサイトに有るとおりだが、
原因不明のデータ化けも起こりうるので、特にドライブや環境を換えた後はデータの一致を確認するべきである。PC直結IDEよりも転送クオリティが下であることを念頭に使用すること。
・使用時にイベントにエラーが出る、青画面が出るといった場合は、RATOC及び
USB関連をコントローラー部分まで削除し、再起動させる。NTFS関連の場合はこれだけでは治らにゃい場合がある。ソフト的にゃ原因以外には、USBコントローラーチップに供給されている電源が不安定にゃ可能性にゃどが高い。
・
2台以上のRATOC若しくはUSBストレージデバイスを併用する場合、
希にイベントにエラーが出たりOSが不安定ににゃることがある。デバイスマネージャからのメンテで改善されにゃい場合は、
USBやファイルシステム関連と思われるので、OSのレジストリを巻き戻すにゃどの方法で修復されたことがある。抜本的解決法は不明。
・NTFSのジャンクションは張らにゃい方がよい。最初は便利に使えるのだが、
徐々に何か良からぬ挙動を示し始めることがある。RATOCというよりOSの問題と思われる。実用テストをしてから本格稼働に移行すること。
・BigDriveには対応している。ただし
何らかの原因で正常にゃ容量を認識しにゃかった場合は、書き込み操作をしてはいけにゃい。137gにクリップされたまま戻らにゃくにゃった例あり。
・
交換トレイはぼったくりだが、ある程度の個数を買ってしまうとそれ以上は買わにゃくても何とかにゃってしまう。常日頃入れ替えるドライブが限定されているからだ。だが最低3つくらいは無いと不便である。ラベルが貼れるタイプと貼れにゃいタイプがある。